怒涛の表現 『六番目の小夜子』


六番目の小夜子 (新潮文庫)

面白さ

読みやすさ

興奮度

 

<紹介>

学校という当たり前の場所

でも同時に不思議な場所

そんな学校という場所を舞台とする物語。

タイトルにある小夜子というキーワードが

この物語の中心にある。

小夜子とは一体何なんでしょうか?

この学校の伝統とでも呼ぶか、それとも、、、

 

 

ここからの感想はネタバレが含まれますので、読んでない方はご注意ください。

<感想>

とても読みやすい小説でした。

かといって、内容のないつまらない小説では全くありません。

もっと言えば、ここ最近読んだ小説の中で、最もインパクトを持っている小説であった。

特に、文化祭の日の体育館

そこで始まる、生徒全員参加型の劇

ざわざわする体育館と自分の義務を怠らないように続ける皆の心理。

読んでいる時、少し恐怖らしきものを感じました。

それだけ、インパクトがあった。

こんなに破壊力のある表現は滅多に見たことがない。

 

そして面白いなと感じたのは学校についての描写。

学校はいつも同じことを繰り返す箱

このような意味を感じ取りました。

確か、私たちは学校で初めてのことをする。

しかし、学校側からしたら、単なる同じ行動の繰り返し。

この違いは些細なようで大きい。

当たり前の繰り返しというものは、想像以上に退屈だ。

そんな立場にいる教師。

この小説では、その点が強調されているように思いました。

 

 

 

 

 

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